桜花賞(珍しく真剣に)
- 実は近年、そんなに不利じゃない外枠
真剣に競馬を始めたのが、シスタートウショウの時(これは京都)。
それから、ずっと見ているが思うほど外枠は不利じゃなくなってきた。
同じ、マイルで行われる阪神JFとは大違いだ。
これは、以前は、距離の損得が大きかったが、近年は揉まれる揉まれないが
より大きなウェイトをしめているからではなかろうか?
まるで、小学生の女の子から女子中生にかけては、
単純に美を競う勝負をしているが、女子中生から女子高生にかけては、
周りを気にして変な風に流されるかのように。
人間の世界でも、女が早熟化しているように、
馬もそれを管理する人間の世相を敏感に感じ取っているのかもしれない。
そうなれば、数年前は屈指の女子高生キラーと言われた私の出番だ。
話を戻そう。近年の外枠の好走成績だ。
05年、7枠 エアメサイア 4着 ( 3人気)
8枠 ラインクラフト 1着 ( 2人気)
04年、7枠 アズマサンダース 2着 ( 7人気)
8枠 ムーヴオブサンデー 4着 ( 3人気)
03年、7枠 シーイズトウショウ 2着 (13人気)
アドマイヤグルーヴ 3着 ( 1人気)
02年、7枠 アローキャリー 1着 (13人気)
8枠 ヘルスウォール 5着 ( 9人気)
01年、7枠 ムーンライトタンゴ 2着 ( 4人気)
8枠 ハッピーパス 4着 ( 3人気)
00年、7枠 サイコーキララ 4着 ( 1人気)
99年、7枠 プリモディーネ 1着 ( 4人気)
8枠 フサイチエアデール 2着 ( 2人気)
トゥザヴィクトリー 3着 ( 5人気)
98年、7枠 ロンドンブリッジ 2着 ( 4人気)
マックスキャンドゥ 5着 ( 5人気)
8枠 ロッチラヴウインク 4着 ( 7人気)
97年、8枠 キョウエイマーチ 1着 ( 1人気)
メジロドーベル 2着 ( 2人気)
96年、7枠 イブキパーシヴ 2着 ( 4人気)
95年 <京都開催>
94年、外枠好走無し
93年、8枠 ホクトベガ 5着 ( 6人気)
92年、7枠 ラックムゲン 3着 (12人気)
8枠 エルカーサリバー 5着 ( 4人気)
91年 <京都開催>
90年以前はエイシンサニー、スイートローザンヌ当たりが外枠に泣き、
また、坊主がわざと出遅れたシャダイカグラなどまだまだ外枠に風当たりはキツイ。
4、5着は馬券と関係ないとして、98年(97年は2頭が抜けていた)以降、
外枠も他枠と同等かそれ以上に渡り合えているのである。
そう、いつも言う。皆が気づくより早く!だ。
来年からのコース改装により枠の有利不利が無くなる。
最後の内枠有利か?いや、こういう時こそ外で決まるものである。
詳しく見ていこう。
7枠は1人気は裏切るが4〜13人気を馬券対象に連れてきている。
人気馬は外を回す不利が、人気薄は揉まれない気楽さが出ているのだろうか?
キストゥヘブン、ウインシンシアまで馬券圏内である。
8枠は、キョウエイマーチ、メジロドーベル、フサイチエアデール、
トゥザヴィクトリー、ラインクラフトと言った名牝でしか馬券まで来ていない。
しかし、フサイチパンドラはそこまで輝ける器。
しかも、この馬、内内をついたレースでのみ6着に敗れている。
それ以外は全て3着以内。ある程度、信頼できる。
- 奇跡のTR4着馬
昔、フィリーズレビューが阪神4歳牝馬特別と呼ばれていた頃から、
このレース4着馬が桜本番でしばしば穴を開けていた。
91年 ヤマノカサブランカ(13人気2着)
94年、ツィンクルブライド(12人気2着)
98年、ロンドンブリッジ ( 4人気2着)
02年、ブルーリッジリバー( 7人気2着)
それが、近年はチューリップ賞にシフトした。
98年、ファレノプシス ( 3人気1着)
99年、プリモディーネ ( 4人気1着)
03年、シーイズトウショウ(13人気2着)
今年はFR4着が阪神JF1番人気アルーリングボイス。
チューリップ4着がその阪神JF1着テイエムプリキュア。
アルーリングは血統的に終わったと思われているが、
デムーロを乗せ、ヒモなら。テイエムは頭まで。
- 結論
17→5,10,14,15→5,10,14,15
5,14,15→17→5,10,14,15
5,14,15→5,10,14,15→17
の30点。アドマイヤキッスは昨年デビュー時から
いかにもトライアルサンデーっぽいと思っていた。
タッチザピークはここで5着以下なら、
賞金的にオークス直行出来るか不安ではある。